これが「今」の最強であり「これから」の最高へ

 

Wir Lineal  _ リネアル = スケール , モノサシ , 定規 , 秤 (ドイツ)

 

自我のはかりを持つこと。

 

 

デザイナーは空白です。(blank)

なにかに捉えられながら人は生きています。

社会や流行。

既存や既知の中で。

既成とされる概念は自我が作り出す定説に従ってある意味ではその音も立てずに自身の中に染みのように形成されていくと考えます。

だとすれば、ある種のその染みは意図的に無視を続ける必要がある。

自らのモノサシを持つ為には。

 

 

まずは2型。

ジップタイプのフーディとサルエルパンツの登場です。

リネンとレーヨン、そしてエラスタンの混紡生地となっており、リネンらしいドライタッチな質感にレーヨン特有の落ち感と照りのある糸艶感。そこに運動稼働域を自在にさせるストレッチ性能。リネンという素材は滑脱もしやすい素材なので綾目での打ち込みの素材のケースであればエラスタンは必須の条件とも言える。

ライトオンスで、イメージ的には中肉のシャツに近い感覚。

フーディは真夏であっても袖を捲り挙げれば見た目も快適性も最高です。

パンツは説明不要なかっこよさ。

個人的にはセットアップで買っておいて上下それぞれに他のアイテムとの合わせも楽しめる。

フーディはうちの取り扱いだと今ならレザーのハーフパンツなども良いし(特にこれは革×リネンという素材のマッチアップが良いと思う)各種ハーフパンツとフードという組み合わせはとても良いのだ。ああとはROT-9の系譜を持ったパンツ類との相性が抜群なのは容易に想像できる。

パンツはTシャツ類のカットソーでは確実に無敵であるし、今日のブログの写真のように季節が訪れればレザーとの組み合わせ(フーディ×レザーとの逆転発想)も最高。

 

概念

理念

 

そういった既知を振り払ってただ単純にモノと向き合い突き詰める。

この店にとってのまた1つ大きな礎になりうるブランドだと考えています。

様々な断面の切り取りがセレクトショップの楽しさでもあります。

正面、側面、斜面、時に背面。

そのどれもに共通していることは「格好良さ」という曖昧で定義外の概念でもあると思うが、だからこそそれは全てにおいて自由であるとも言える。

「好きな人だけ」

それでいいし、それが良い。

そういう店で在りたいと思っています。

 

* ほぼ確定的にこちらの Wir Lineal の入荷を最後に今シーズンの SPRING & SUMMER コレクションアイテムは全ブランド入荷済みとなります。

 

・・・

 

つまりこれで入荷はほぼおしまいということでシーズン最後のお買い物にぜひ加えて頂ければ嬉しく思います。

 

 

 

20時からは YouTube LIVE です。

今日リリースの Wir Lineal の紹介もしますし、より深く「革」を好きになってもらいたくて先週から始めた革のモノ語りについても。

お時間あればぜひ遊びにいらしてください。

オンタイムでご覧になれない方もぜひアーカイブでご覧あれ。

 

___  Garage eden YouTube LIVE

 

 

 

 

 

 

 

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.